応永9年3月2日(1402年) 世阿弥が『風姿花伝』を著す

応永9年3月2日(1402年4月4日) 世阿弥が能楽を大成した『風姿花伝』を著する。能楽論としても、日本の芸術や美の観点を知る上でも重要な書。

世阿弥は父観阿弥からの教えとして、7段構成。能の役者の心構えを説く「序」から始まり、7歳から稽古を始め、40歳で引退という、年齢別の稽古スケジュールなど、具体的かつ芸術の深淵に迫る内容です。
能楽は2008年にユネスコ無形文化遺産(雅楽、文楽、歌舞伎、組踊とともに)に登録。
画像は近世能狂言面名品選(東京国立博物館、2023年1月)。

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